画像処理をまとめました。
基本的に順番の番号を昇順に実行します。

対象   ソフトウェア
順番 惑星 工程 処理 説明 SharpCap Arpla StellaImage RegiStax WinJUPOS SILKYPIX FFMPEG VideoStadio
1 撮影 ライト画像 被写体の画像です。モノクロでは、L,R,G,Bフィルタを付けて撮影します。
2 撮影 ダーク画像 ライト画像と同じ環境でキャップをしてノイズを撮影します。
3 撮影 フラット画像 ライト画像と同じ光学系でフラットな光源を撮影します。
4 撮影 動画 30FPS以上で1〜2分撮影します。
5 ノイズ除去 ダーク減算 ライト画像からダーク画像を減算して定常的なノイズ(センサ、アンプ、リード)を除去します
6 ノイズ除去 ホットピクセル除去 ダーク減算で除去できない、ランダムノイズや突発的なノイズを除去します。
7 ノイズ除去 クールピクセル除去 死んでいる画素を補間します。
8 減光補正 フラット補正 フフラット画像で除算して光学系由来の周辺減光やノイズ(ゴミの影響)を補正します。
9 カラー化 デベイヤー カラー画像の場合、RGB画像に変換します。
10 カラー化 RGB合成 モノクロ画像の場合、RGBの各ファイルを1ファイルに変換します。位置合わせを行います。
11 カラー化 LRGB合成 モノクロ画像の場合、LファイルとRGBファイルを1ファイルに変換します。位置合わせを行います。
12 位相調整 デローテーション 惑星の場合、時刻情報から自転を補正します。
13 高解像度化 スタック 動画または複数の静止画から画質の余韻のを選別して加算平均します。位置合わせを行います。
14 高解像度化 画像復元 最大エントロピー法で高解像度化
15 高解像度化 ウェーブレット 空間周波数ごとにコントラストを上げて解像度を上げます。
16 高解像度化 シャープ
17 階調 ガンマ 惑星の場合は、値を下げます。
18 階調 レベル 24bitカラーに収まるようにダイナミックレンジを切り詰めます。
19 階調 コントラスト 淡い画像の場合は模様を強調します。
20 階調 明るさ
21 階調 トーンカープ 淡い画像の場合は模様を強調します。
22 色調 色ずれ補正 大気や色収差による色分差を補正します。
23 色調 カラーバランス
24 色調 色温度
25 色調 彩度
26 ノイズ除去 ぼかし 粒状感が残っている場合は高周波成分を除くとクッキリ見えるようになります。
27 視覚効果 比較明合成 日周運動で使う場合が多いです。
28 位相調整 デローテーション 惑星自転の動画の場合、欠損画像の保管をします。
29 動画化 ストップモーション 惑星の自転や日周運動のような変化は動画にするとわかりやすいです。